音響外傷になってました
先のライブで音響外傷になってしまいました。
まずはじめに
もし、昨日のライブでなってしまったかも…耳鳴りする…という感じの人がこの記事を見てるなら、すぐに耳鼻科へ行ってください。調べてる場合じゃない。僕は2日ほっといたせいか、完全には治りきらなかったかもしれません*1
自分は大丈夫だと思うんだけど…と思わない方がいいです。数字見てみないと納得できない方はこちらのアプリもあります。
経緯
普段音響外傷なるのを恐れてちゃんと耳栓持って行ってて、その日も持って行ってたのですが、開演直前に何故か手元にない!
とはいえ開演直前で良い位置もとれてて戻るのも…みたいなかんじになり、そのまま開演。若干センターよりも右よりのいちでした。このときにせめてちょっと後ろに行くとかしていればよかったと思いました。
ライブはすごく楽しかったです。
その晩 (日曜日)
ホテルに帰ってきたら両耳が耳鳴り。これはやってしまったかと思ったものの、1晩寝たら治るだろうと思い、そのまま寝ました。
2日目 (月曜日)
耳鳴りが止まない。とはいえまだ旅行先。そのまま残りの行程を済ませ、帰宅。
全然耳鳴りが止む気配がなく、不安になり Google でいろいろ事例調べる。測定してみないと信じれない気もあって、聴力検査したいと思って App Store でアプリ調べてみたらあった。静かな場所でイヤホンつないで音量設定をセット。で、見事に聞こえなくなってた。*2
翌朝に耳鼻科に行くことを決意。耳鳴りを気にすると頭がそれを聴いてしまうようになって一生耳鳴りするみたいな記録もあったので、なるべく気にしないように気をつけた。
3日目 (火曜日)
会社を午前休にして耳鼻科に行き、精密な聴力検査をしてもらう。健康診断でやるようなヘッドホンによる聴力検査、骨伝導での確認をする聴力検査、その後チューブを使って鼓膜の状態確認。
結果を見せてもらったらアプリと全く同じグラフが出ていた。通常、4000Hz が聞こえなくなるけど、僕の場合はそれにあわせて 2000Hz も落ちていた。選択としては大きな病院で入院治療か、薬の内服で様子を見るかという感じ。直近の仕事もあるし、入院は避けたいところでまずは薬での治療をお願いする。
ステロイドの内服薬が処方される。その他、ビタミン剤なども合わせて出た。最初3日分で処方されたけど、翌日から出張だったので薬局から先生に連絡してもらって日数伸ばしてもらう。切らせるとまずい薬だということで、きっちり飲みました。
4日目 (水曜日)
耳鳴りは相変わらずだけど左耳の耳鳴りは少し小さくなった気がする。この日は翌日からのイベントに合わせて夜から出張で移動。
5日目(木曜日), 6日目 (金曜日)
イベント出展。
金曜日に起きたら左耳の耳鳴りがほとんど気にならなくなっていた。ただし、右耳は相変わらず耳鳴りする。ついでに違和感ある気もする。
金曜に聴力検査アプリで見てみたら左は回復してた。
7日目 (土曜日)
再度の通院。聴力検査をしたらアプリでみたよりも右のほうは回復してないようだった。左耳はもう大丈夫、右耳は回復してきているものの、治りが遅い感じ。
どちらにしろ土曜なので大きい病院も行く当てもないので、このまま同じ薬で続行することになる。循環改善薬を追加することになった。
8日目 (日曜日)
右耳の耳鳴りが小さくなった。
自転車で Ingress してたらすごい動悸のようなのを感じた。恐らく追加された薬の副作用なんだろう。この薬、この後も火曜の朝まで飲んでたけど体はほてるわですごくしんどかった。
9日目 (月曜日)
夜に再度通院。右耳の耳鳴りはまだあるもののグラフは正常になっていた。このまま回復していくことを期待して終了の方向へ。まずはこの夜のステロイドの内服薬はスキップとなった。
その後
火水は 1 日 2 回、木金は 1 回ずつステロイドの内服薬を飲んで、終了。
2週間後には右耳の耳鳴りもほとんど収まったけど、すごく静かな場所で耳に指を突っ込むと耳鳴りある気がして、完全には治りきっていないかもしれない。
感想
自分の感覚が 1 つ失われるというのは非常に怖かった。ただでさえ視力にハンディある自分としては本当にどうしようもないなという感じだった。とりあえず普通の生活では気にならないしちゃんと聞こえるように戻ってよかったです。
ライブ参戦やめられない気持ちもあるけど、今後は耳栓持ってなかったらそれはそもそも縁のないイベントだったと思って帰るようにしようと心に誓った。